カタカナのドレミを移調するJavaScript
※このページは、本来はハニホ、或いはCDEと書く音名をハ長調の階名のドレミを使って、(多分)固定ドというので書いています。需要が有りましたら、テキストベースのハニホやCDEを移調できるJavaScriptを作ります。
また、調べていると、ヴァイオリンなどではCisとDesは厳密には別物というお話もありますがこのページでは同じものとして作っております。
基礎は無いけど耳コピー
最近、笛(オカリナ)を買って、知っている曲を耳コピーで吹いたりしているのですが、探り弾きならぬ探り吹きをしたら、どうせだからメモしておきたいと思ったりするのです。
もちろん、五線紙に描けたらその方が良いのですが、音程はゆっくり聞いて途中で止めたりして、スマホアプリのキーボードでどの音かな~とタップしまくって、多分これ、というのを探し出しても、問題は、その音の長さです。
『全音符、二分音符、四分音符、8分音符までしか使いません』と言われれば、その中でどれかを選んで楽譜に書けそうなんですが、16分音符から先、或いは3連符なんかが入ると…無理かも…と。
じゃぁ、『もういいや。カタカナのままメモっておこう。』
音域に合わせて移調したいときがある
ところで、オカリナ(アルトC管)やソプラノリコーダーには頑張って上手になっても、吹ける音域が決まっています。
オカリナ(アルトC管)は低いラから始まって、ラシドレミファソラシドレミファまで。
ソプラノリコーダーは、ドレミファソラシドレミファソラシドレまで。
何気なく、耳コピー始めるとこんなことが起こります。
こいのぼり(いらかの波と~)を『ドレミファソ~ミ ミファレファミ~』と吹いたり、スマホのミニピアノアプリなどをたたいたりしてメモしていくと、
『たちばなかおる あさかぜに』が、『ミーミーミーレ ドミレド↓ラー ↓ソードレドーレーミー』となり、リコーダーが↓ラーで無理~。オカリナは↓ソーで無理~。となってしまいます。
ドレミファソーファ ミファレファミー
ドレミファミードーレー
ドレミファソーファ ミファレファミー
ドレミファソーラーソー
ミーミーミーレ ドミレド↓ラー 『橘かおる』
↓ソードレドーレーミー 『朝風に』
ラーソーファー ミファレファミード
↓ソードレミーレドー
カタカナのドレミは文字列置換で!
じゃぁ、移調して全体の音をずらしましょう、そうしましょう。ということで、上のテキストボックスにカタカナのドレミを貼って、[半音上げ]を5回クリックすると、『いらかの波と~』が、『ファソラ#ラドー#ラ ラ#ラソ#ララー』となり、オカリナもリコーダーも大丈夫な調になります。
ファソラ#ラドー#ラ ラ#ラソ#ララー
ファソラ#ララーファーソー
ファソラ#ラドー#ラ ラ#ラソ#ララー
ファソラ#ラドーレードー
ラーラーラーソ ファラソファ↓レー 『橘かおる』
↓ドーファソファーソーラー 『朝風に』
レードー#ラー ラ#ラソ#ララーファ
↓ドーファソラーソファー
だがしかし、ラと#ラが混在するのは不便なので、[♭のみ]を1回クリックすると、ピアノの黒鍵に当たる音が、#ラから♭シに書き換わりますので、ヘ長調っぽくなって見やすいかなぁと。
ファソラ♭シドー♭シ ラ♭シソ♭シラー
ファソラ♭シラーファーソー
ファソラ♭シドー♭シ ラ♭シソ♭シラー
ファソラ♭シドーレードー
ラーラーラーソ ファラソファ↓レー 『橘かおる』
↓ドーファソファーソーラー 『朝風に』
レードー♭シー ラ♭シソ♭シラーファ
↓ドーファソラーソファー
そんな意識低い系の耳コピーの補助ツールとしてお使いいただけたら嬉しいです。
[半音上げ]、[♭のみ]、の類推で、[半音下げ]、[#のみ]、の使い方も分かると思うのですが、じゃぁ、[#ミ]、[♭ド]、は何に使うのかというと、
嬰ヘ長調、変ト長調、などの時にファと#ファとか、ドと♭ドが同居してしまうので使わざるを得なくなるということに気づいて、そのボタンを作りました。
スコアメーカーを弄っていたら、変ハ長調や嬰ハ長調などというのも出てきましたが、その場合は、変ハ長調→ロ長調、嬰ハ長調→変二長調で読み替えられるので、♭ファと#シは使わなくてもなんとかなりそう。
この辺のことは、動画にしてみようと思います。
このページにたどり着き、早速試させていただきました。大変ありがたい機能で、素晴らしいです!
当サイトに、初めてのコメントありがとうございます♪
お試しいただけて、とても光栄です。