式辞用紙に印刷を

学校だったら入学式とか卒業式とか、そういう格式ばった場所にあるのが、あの、蛇腹に折り畳まれた白い紙。

Wordで文章を作って、あの折り目に文字が来ないようにするにはどうしたら良いのか?

テキストボックスを折り目を避けるように配置して、テキストボックスのリンクをすれば、解決します。

当記事のマクロ付きのWordファイルをダウンロードできます。
無料でご利用できますが、今後のプログラム開発のため、カンパをいただければ幸いです。

このマクロ付きのWordファイルを使えば、用紙を買わなくても少ししっかりした白い上質紙に印刷して、灰色の畳み線で畳んで糊付けするだけでも遠目にはちゃんと式辞用紙に見えるので、便利だと思います。

使い方

zipファイルをダウンロードしたら、必ず解凍作業をします。

中から出てくるWordファイル『式辞用紙印刷用(for_マルアイA4).docm』を開いて、コンテンツの有効化ボタンをクリックします。

以前は、このような形でマクロが有効化できましたが、今は変わりました。
セキュリティが最近強くなったようで、マクロはWord内で許可できなくなりました。

一旦、Wordを閉じて、アイコンを右クリックしてプロパティを選びます。

別のWordファイルなどから原稿をコピーして、2番目のテキストボックス(式辞と書いてあるテキストボックスの一つ左)へ[テキストのみ保持]のモードで貼り付ければ、畳み線に文字列が被らないようにして印刷することができます。また、部分的に言い回しを変えたり変換ミス修正などもこのWordファイル上で編集が可能です。

尚、上の図のようなボタン群が見えない場合は、リボンの[ホーム]から、[段落]-[編集記号の表示/非表示]をクリックすると、見えるようになります。

これは、隠し文字として設定している部分を見えるようにするという操作です。

印刷するときには、枠線(青い線)を非表示にして、目的に合わせて畳み線(グレーの線)の表示を切り替えます。

[畳み線表示切替]

予め畳んである専用の用紙に印刷する場合は、畳み線を見えなくしてから印刷します。

上質紙などに印刷して、後で畳み糊付けして仕上げる場合は、薄いグレーのこの線を表示して印刷すると楽に作ることができます。

[枠線表示切替]

クリックすると、テキストボックスの枠線の色が青と白で切り替わります。印刷時などは、白枠にしておく必要があります。

[不要ページ削除]

文書を流し込んで手直しなどが済んだ後、余ったページを削除したい場合はこのボタンを利用できます。ただ、後で文章を付け足したい場合は、これ以上追加できないのでお勧めしません。

フォントや行間を変えたい場合・前の文章全文を削除したい場合

フォントを好きなものに変えたい場合、どれでもいいのでテキストボックスの中をクリックして[Ctrl]+[A]を押すと、流し込んだ文字列が全部選択された状態になります。

そこで、好きなフォント、フォントサイズなどを選んで変更します。

行間を変えたいときは、テキストボックスの中にカーソルが無い状態にしてから、[レイアウト]-[ページ設定]から、1ページあたりの行数を変えることで行間が変わります。

また、全文を削除したい場合は、[Ctrl]+[A]で全文選択した状態から、[DEL]キーで普通に削除できます。また、文書の切り取りも可能です。

もっとページ数を増やしたい・ページを減らしたい

減らす方は、印刷時のページ指定で対処することをお勧めします。

増やす方も、意外に大変ですが、最後のページのテキストボックスをグループ化してコピーし、新しく増やしたページに貼り付け。

その後、前のページと増えたページのテキストボックスのグループ化を解除。

更に、[ナンバリング]をクリック、[リンク再設定]をクリック、で増やすことができます。

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